マインドマップの思い込み

lifehacking.jpさんの以下の記事を読んで、久しぶりにマインドマップについて考えました。

 マインドマップに対してもっていた3つの決定的な誤解 | Lifehacking.jp

まず、「マインドマップ自体が成果ではない」(マインドマップを通して得られた発想や、明らかになったことが重要)というのは、自分も何となく感じていました。マインドマップって、それだけでは書かれている内容の半分も伝わらなくて、作る過程の経験とあわせて初めて役に立つ場合が多いと思います。

そういう意味では、議事録をマインドマップでつけたり、読書ノートのマップを作ったような場合には、内容について全くバックグラウンドの無い人たちにそれを配布したり公開したりするのは、少し危険な気がします。マインドマップなんて理解できない→結局役に立たないなんて判断される危険性もありますので。

一方、「マインドマップの枝は常に論理的に分岐しなければいけないわけではない」(重要なのは連想や着想)というのは、自分にとっては完全に目から鱗でした。

中で出ていくる

    • 海の魚
    • 淡水魚
    • マグロ

とていう階層の例は、どっちかというと左脳人間の自分にとっては非常に気持ちが悪いんですよね。

こういうブランチ構造もありなの?、と思ってマインドマップの本を何冊か見直してみましたが、確かに論理的な階層構造というのはマップの効果を高める一つの手段ではあっても、絶対条件ではないみたいですね。

ただ、完全に論理性の崩れたツリーというのも、それはそれで書いている本人にも訳が分からないものになりそうです。どうしてもここに置きたい、という自分の中の衝動には素直に従う、というような感じでしょうか。

改めて、マインドマップは簡単なようで奥が深い、と再認識させられました。