ポケット文庫 SkyBook 購入

さてアイコンの整理も済んでだいぶ使い方が定まってきたiPhoneですが、また新しい有料アプリを購入してしまいました。

 ポケット文庫 - SkyBook / iPhone Application

です。俗に青空文庫ビューアーと呼ばれるアプリです。Apple Storeでこれとトップを争っている「i文庫」というのもありましたが、こちらは表示文書中の単語をgoo辞書で引ける機能があるということで、選んでみました。

購入にあたって、青空文庫の書籍を読みたいというのももちろんあったですが、もう一点、外部から登録した独自データを読めるという点にも注目しました。というのは、ネット上で見つけたデータでEvernoteで読むには長文過ぎるものが時にあり、これを効率的に読める手段が以前から欲しかったためです。

購入後、青空文庫の書籍については当然さっくりダウンロードして読めましたので、早速独自データの登録に挑戦します。

ホームページのこちらに情報がありましたので、これに従って準備を進めます。

 SkyBook のカスタマイズ / iPhone Application

しかし、いきなり最初から躓きました。Windowsで独自データをインストールするには、iPhoneの中のデータをブラウズするi-FunBoxというソフトを使えということですが、このソフトがどうも先日バージョンアップしたiTunes9の元では動かないようなのです。

幸い、iTunesが普段を使うノートPCのほかにデスクトップPCの方にもあり、こちらはまだバージョンアップしていませんでしたので、そこで作業を続けることができました(これが無ければ、i-FunBoxがiTunes9に対応してくれるのを待つしかなさそうでした)。

さて、i-FunBoxを使って上記のドキュメントの通りにiPhone内にフォルダを作成し、テキストファイルを置いてみます。ドキュメント通りであれば、これでSkyBookを再起動後、本棚選択にUSBという項目が出現し、テキストファイルを読めるはずです。

しかし、その通りにしてもいっこうにUSBという項目が現れません。実は前述のドキュメントには重大な手順が1つ抜けているのです。答えはトップページの方に埋もれていました。

  • 青空文庫以外のテキストのダウンロード、表示

   (設定アプリから機能を有効にする必要があります)

これはどこのことだと探し回り、iPhoneの設定アイコンの方にあるSkyBookの項目で「青空文庫以外も使う」をオンにすることで、やっと独自データを表示することができるようになりました。

表示できるのはテキストファイルまたはそれを圧縮したZIPファイルだけのようで、その点がやや物足りませんが、アプリをいつ停止・再開してもしっかり以前の場所を覚えてくれていますので、長文が非常に読みやすくなりました。

青空文庫の読み心地も含めて、今後愛用するアプリになりそうです。