アメリカ金融安定化法案 否決

アメリカの金融安定化法案が否決されて、またすごいことになっていますね。ニューヨーク株式は史上最大の下げ幅だったらしいですが、ダウの下げ幅が「777」ドルってのがちょっぴりお茶目です。

アメリカ政府はぐずぐずしている日本政府とは違って、こういう土壇場では強権を発動して一気に対策を決めるのかと思っていたのですが、案外一枚岩でもなかったようで。

ところで私は、一応資産をMicrosoft Moneyで管理しています。MS-Moneyは最初手持ちの資産をすべて登録するところが非常に面倒なのですが、これをいったん済ませると、あとは家計簿感覚で金の出納を付けていくだけで、常に自分の資産総額がトレースできるようになるのが最大の利点です。為替や株・投資信託などの価格もネット経由で随時反映できます。

私の現状の投資スタンスはインデックス投信などによる長期分散投資を目指していますが、ここ数ヶ月はこの資産総額のトレーサビリティが裏目に出て暗澹たる気分を味わっています。というのも、給料が振り込まれて少し上がった資産残高が、投資資産の値下がりで見る見る食いつぶされていくのが手に取るようにわかるからです。

こういう最悪の状況でも眉一つ動かさず、平常心で投資を続けるのが本当の長期投資家なのでしょうね。とりあえず1年後か2年後かわかりませんが、あの頃の投資が報われた、と思える日が来るのを信じて精進を続けたいと思います。