Evernote NotebookとTagの性質
EvernoteにはNotebookとTagという2種類の分類の方法があるわけですが、今まで使っていて大体その性質が分かってきました。
1.Notebook
Notebookは、名前のとおり個々の記事であるNoteの入れ物という感じですね。新しいNoteを作る場合は、いずれか1つのNotebookの中に置くことになります。任意の名前でいくつでも作ることができますが、階層はありません。全て並列に並びます。
またNotebookは、作成時にタイプとしてサーバーと同期する「Synchronized」か、ローカルだけに保持する「Local only」を選択できます。自分は今のところ「Synchronized」型しか使っていませんが、アップロード制限を圧迫するような大容量の画像やファイルなどを格納する場合には、「Local only」を使うといいようですね。ただし、その場合は当然、登録したマシンでしかそのNotebookは参照できません。
2.Tag
Tagの方は、はてな などでも使われている、記事を属性付ける意味でのタグですね。1つのNoteに複数のタグを付けられ、任意のタグの組み合わせでNoteを絞り込み検索することができます。
Tagは階層を付けて定義することができます。ただし、それはあくまでもTagの管理上のもので、NoteのTag付けや検索などの動作では、階層は考慮されないようです。
たとえば、
という階層のTagがあった場合、Noteに「Windows」のTagを付けても、その上位の「OS」が自動的に付けられたりすることはありません。また上位のTag「OS」を使用して、下位の「Windows」や「Linux」の付いたNoteもまとめて検索するようなことはできません。
これらの性質をふまえながら、自分に合ったNoteの管理方法を試行錯誤しているところです。