EeePC向けにAndroidのLiveUSBを作る

先日試したAndroid LiveCDですが、今度はVM上ではなく、LiveUSBを作ってうちのEeePC 901-Xで直接動かすことを試してみました。

情報を探したところ、とりあえず以下の記事が参考になりそうです。

 話題の携帯向けOS「Android」をx86パソコンで動かしてみよう | 日経 xTECH(クロステック)

Ubuntuが動くマシンがあれば、この記事の手順でLiveUSBが作れそうですが、そこまでやらなくても記事の最後に紹介されている以下の場所でLiveUSBのイメージファイルが公開されているようです。

 http://www.miraclelinux.com/embedded/

ここからイメージファイルは入手できましたが、これを何とかUSBメモリに書き込まなければなりません。公開場所の説明では、Linuxのddコマンドを使用する例が載っていますが、せっかく直接イメージファイルが入手できたので最後までLinux無しで何とかしたいところです。

調べて見ると、Windows上でddコマンド相当の処理をする「DD for Windows」というツールが以下で紹介されていました。

 Linuxの起動イメージファイルをWindowsで展開するには − @IT

このツールをダウンロードしてEeePC上で実行し、対象ファイルとしてダウンロードしたイメージファイル、対象ディスクとしてUSBメモリのドライブを選択して書き込みを実行したところ、問題なく書き込みを行うことができました(厳密には、今回は転がっていた500MBのSDカードをカードスロットに装着して使用しました)。

これでLiveUSBができましたので、早速ブートしてみます。ブートするには通常、BIOSUSBメモリからブート可能なように設定しておく必要がありますが、EeePCの場合はBIOSの表示をカバーする最初のグラフィック画面が出たタイミングでESCキーを押すと、どのデバイスからブートするか選択するメニューが出てきます。

今回の場合、このメニューで「USB:Single Flash Reader」という項目を選びます。すると一瞬「GRUB Loading」という表示がでるのですが、その後画面が真っ黒になって、残念ながら起動には至りませんでした。

GRUBの表示が出るところからみて、一応LiveUSBの作成には成功していると思うのですが、その後何らかの要因で起動に失敗しているようです。ネットを調べて見ると、EeePCでも別の機種では起動している例もあるようなので、EeePC 901-X機種依存の問題かもしれません。

もう少し、引き続き調べてみたいと思います。