デジタルでアナログなラジオ
先日購入したと書いたアドエス用充電スタンドですが、実はそれだけでは金額が小さすぎて送料負担が発生してしまうため、もう１つついでに注文していたものがありました。これです。
お値段を見ても明らかですが、MADE IN CHINAです。一見大き目の液晶パネルが付いていて、最近のデジタルラジオのように見えますが、実はチューニングが完全なアナログです。
つまり横のチューニングノブを回すと、中のポリバリコンが回って同調するという、由緒正しいトランジスタラジオです。当然周波数のメモリー機能なんてものはありません。
では液晶パネルはただの飾りかというとそうではなくて、チューニングにあわせてちゃんと周波数を表示してくれます。アナログラジオに後付で周波数カウンターを仕込んだような感じですね。なんともユニークなアナ・デジ ハイブリッドなラジオです。
最近のラジオはいったん選曲すると、PLLで周波数をロックしてしまいますので何時間たってもずれたりしませんが、こいつはものの10分ほどたつと、平気で末尾の一桁がずれたりします(笑)。
短波の感度もお世辞にもよいとはいえませんが、昔SONYのスカイセンサーでBCLにはまっていたころを何となく思い出してしまいました(年がばれますね)。
あと、一点よい点はアラームつきの時計が内蔵されていること。時計としては時分が表示できるだけというシンプルなものですが、スヌーズ付きアラーム機能にお休みタイマーまで搭載していて、寝床のお供としては最適です。
久しぶりに深夜放送でも聞きながら眠りについて、翌朝もラジオで目覚めるという生活を送ってみましょうか。
