Evernote NotebookとTagの使い方

Evernoteでの自分流のNotebookとTagの使い方がだいぶ固まってきましたので書いてみます。

まずNotebookは、大きく分けて情報の入り口、作業場所、データ置き場の3点の用途に分けて作成しています。

1.情報の入り口
まず気になったものを何でも放り込む「inbox」というのを設けました。いうまでもなく、これはGTDの影響です。これに加えて、現在積極的に情報を集めようとしている「アイデア」「課題」「欲しいもの」というNotebookを設けました。あえて独立したNotebookを作成することで、自分にその情報を収集することを促すという目論見です。これは状況に応じてもう何個か増やすかもしれません。

2.作業場所
まず先に書いた「inbox」がこの役割を兼ねています。ここに気になったWeb記事やTODO項目などを登録します。また、すぐにやらない作業項目の退避場所として、「あとでやる」と設けました。これはinboxに直近に処理すべき項目以外がたまって見通しが悪くなるのを防ぐ意図があります。また、ブログのネタをためておく「ブログネタ」も作りました。これらの作業場所の項目は、処理が終わった段階で後述のデータ置き場に移動します。

3.データ置き場
ここはNotebook 1つでもよかったのですが、仕事関係で登録した情報を入れる「仕事」、日常生活で登録した情報を入れる「生活」、そして自分の場合はコンピューターに関する話題が公私を通じて多いため、これを格納する「コンピューター」を設けました。これらのNotebookには最終的に全てのNoteが集まってきますので、各分野で登録された情報全体を時系列で参照できます。


以上見てもわかりますように、Notebookについてはあまり情報の分類・検索に役立つようには作っていません。それよりも、処理すべき項目と処理が終わって保存するだけの項目を分かりやすく区別することに重点を置いています。これは処理が終わった場合にクライアントソフトにて、Tagを付け直すよりもNotebook間で移動する方が操作が簡単であることが影響しています。


一方Tagは情報の検索・絞込みを一手に引き受ける方針です。Tagも今のところ、データ置き場と同じように「仕事」「生活」「コンピューター」の3つの大分類を設け、その下に階層を付けて項目を追加していっています。

先ほど数えてみたところ、現状で約100個のTagがありました。これほど細かくTagを分ける必要があるのかは若干疑問ですが、必要であればあとからまとめることは簡単そうですので、今のところ思うままに増やしていっています。

これだけTagの数が増えると、Tag AssignmentのダイアログでTag付けするのは大変になりますが、Windwosクライアントの場合は左側のTagのツリーからNoteにドロップすることでTag付けができます。これにより、Tagを分かりやすく階層付けしておけば、Tag付けにそれほど苦労はありません。

以上が現状の使用状況です。これはほんの一週間ほどEvernoteを使った結果ですので、今後も使いながらブラッシュアップを続けていきたいと思います。