Evernoteのスクリプティング
マイコミジャーナルの記事などを読んでいると、EvernoteのAPIやスクリプティングの方法が公開されているようです。Evernoteの使い方はだいたい定まってきましたので(ネタ切れともいう^^;)、プログラミングについて少し調べてみました。
まずAPIについてですが、こちらの記事などをみるとAPIを使うのは申請がなかなか大変そうです。ちょっと気軽にサンプルプログラムを作って試してみる、というわけにはいきそうにありません。
じゃあスクリプティングのほうはどうか、と検索してみましたが日本語でスクリプティングについて書かれているサイトはまだ見つけられませんでした。
公式サイトに何か情報はないかと探しにいったところ、「Evernote for Developer」のページ(トップページの一番下のとても小さなDevelopersのリンク)にスクリプティングの情報へのリンクがありました。
Windows Scriptingのページを見てみると、Evernoteクライアントの実行ファイルと同じ場所にあるENScriptというコマンドを以下のように実行するとよいようです。
ENScript
[options]
コマンドは、以下のようなものがあるみたいですね。
createNote - creates note from the specified file path or url
importNotes - imports notes from the specified export file
showNotes - displays specified notes in the Evernote window
printNotes - prints specified notes from the Evernote window
exportNotes - exports specified notes into a file
createNotebook - creates a notebook
listNotebooks - lists specified notebooks to standard output
syncDatabase - synchronizes database to the service
コマンドの仕様は以下で出てくるとのこと。
ENScript
/?
仕様というほど詳細な情報は出てきませんが、これで見当をつけるしかなさそうです。
とりあえずshowNotesコマンドにクエリオプション /qを付けて、
ENScript showNotes /q Evernote
とか実行してみると、Evernoteクライアント上で"Evernote"を含むノートがちゃんと列挙されました。クライアントで選択しているNotebookとは無関係に全体から検索するようです。
これなら、コマンドを呼び出す機能さえあればどんな言語でもプログラミングできて、とてもお手軽そうです。
何かこれをつかって作るプログラムを考えてみたいと思います。