DropBox導入

今度は、最近Evernoteと並んでネット上で評判の良いDropBoxを導入して見ました。

導入はこちらからクライアントソフトをダウンロードしてインストールし、登録したユーザー名を入力するだけで、とても簡単です。あとは割り当てられた「My Dropbox」フォルダにファイルを放り込むだけで即時にサーバーとの同期が開始されます。

容量は無償版では2GBしかありませんが、普段自分が直接手を触れるデータのみに限定すれば、必要なものはすべて入りました。

DropBoxの一番の利点は、クライアントをインストールした複数のPC間でデータを(ほぼ自動で)同期できることだと思いますが、自分の場合は主要な活動場所をtx2505に統一してしまいましたので、この点ではあまりメリットが感じられません。

しかしそれでも、よく使うデータがPCとは別のサーバー上に自動でバックアップされること、しかも単純なコピーではなく、かなりの期間にわたって修正履歴が保存されているという安心感はかなりのメリットです。

また、クライアントをインストールしていないPCでも、Webクライアントからファイルにアクセスできますので、柔軟な運用ができます。

調子にのって、メール関連(メーラーThunderbirdと振り分けソフトPOPFile)のデータも「My Dropbox」に入れてみたのですが、こちらはアプリがファイルをロックしてDropBoxがアップロードできなかったり、逆にDropBoxがファイルをつかんでいてメーラーの受信でエラーが出たりと問題がおきましたのでやめました。

替わりに、週に一回くらいメーラーを止めてからファイルを「My Dropbox」フォルダにコピーしてバックアップすることにしました(こういうちょっとしたコピーには、VISTAでは標準のrobocopyコマンドの同期機能が便利です)。

以上のように若干使い方に工夫を要する場面はありますし、データがオンライン上に置かれますので入れるファイルの選択には注意を要するという面もありますが、やはりDropBoxは一度は導入して試してみて損のないサービスだと思います。