IE7のフィッシング詐欺検出機能が動かない件

昨日書きました、IE7フィッシング詐欺検出機能が「Microsoftのオンラインのサービスが一時的に利用できないため、このWebサイトを確認できません」というメッセージが出て利用できない件ですが、なんとなく原因が分かってきました。

IEは7からデフォルトでは保護モードというので動いているようなのですが、このモードは非常に権限が低く、ディスクではごく限られた領域にしかアクセスできないようです。

これに対して、キャッシュの領域を規定値とはぜんぜん違うDドライブに移動してしまったため、アクセスに支障をきたして諸々の問題が起きていたようです。これは、IE7を管理者として起動すると問題が起きなくなる点ともつじつまが合います。

結論として、キャッシュ領域をデフォルトと同じのユーザーフォルダ内に戻したところ、フィッシング詐欺検出機能が動作し、プラグインも正常に動作するようになりました。

ちなみにtx2505の方もキャッシュ領域をRAMディスクに移動しているのですが、こちらは問題が起きませんでした。何が違うのかと悩んでいたのですが、RAMディスクはFAT32フォーマットなので元々アクセス制御が働かず、問題が発覚しなかったのではないかと思われます。

この問題、ネットを検索するとIE7で同じような現象に悩んでいる人は結構いるようなのですが、決定的な答えがなく、解決にかなり苦労しました。

これで全ての問題が解決しましたので、デスクトップPCの復旧シリーズ終了です。あー、すっきりした。