EvernoteのローカルデータベースはSQLite?

先日、ノート内の暗号化について調べた時、データベースファイルをエディタで開いて見たのですが、その時ファイルの先頭に「SQLite format 3」という文字が見えました。このことから、ローカルデータベースはSQLiteを使っているのかと予想しました。

そして今日たまたま、MOONGIFTさんでAdobe AIR製のSQLiteフロントエンド「Lita」という記事を見ましたので、これをインストールしてそのあたりを確認してみました。

LitaEvernoteのデータベースファイルを開いてみたところ、ちゃんとテーブルが表示されましたので、やはりSQLite形式のようです。ただし、Litaの問題なのかファイル側の問題なのかよく分かりませんが、動きが不安定でテーブルの内容を見ようとするとよくLitaがアボートします。

さしものAPIドキュメントにもデータベースの構造までは載っていないようなので、構造の詳細はよく分かりませんでした。これが解読できれば、エクスポートファイルを検索するなどという回りくどいことをしなくても、ローカルデータの検索などができるかもしれませんが。

なお、以前からEvenoteにどれくらのデータ量を登録できるのか、というのは若干気になっていたのですが、WikipediaによるとSQLiteのファイルは「バイトオーダに依存しない、可搬性のある単一ファイルで最大2テラバイトまで」ということなので、少なくともベースとなるデータベースのレベルでは当面心配しなくてよさそうですね。