今後のモバイル環境検討

昨日書きましたように、NS001Uをなんとか無事手に入れました。これで低速ながらも格安のモバイル環境を2年間は確保できたことになります。

この点、コスト的にはありがたいのですが、今後のモバイル環境をどうするかの戦略がますます難しくなりました。考えを整理するために、最近検討していた乗り換え対象をFireve Editorで図にしてみました。

真ん中が携帯・モバイル環境に期待している役割。左側が現状の環境で各役割をどう分担しているか線で示しています。右側は乗り換え対象候補で、やはりどの役割を担えるかを線で示してます。

左側のP905iアドエスはうまく住み分けて比較的低コストに使えていたのですが、今回のNS001U入手で更にコストは下がり、この環境であれば月額2000円程度で維持できることになります。

一方右側、先日検討していたSH-04Aパケホーダイダブルを契約すると、これ一台でモバイル端末としての役割以外は全て担えるという超高機能です。ただし、パケホーダイダブルではPC通信の上限額が13000円と高額な点と、やはりアプリがインストールできない点が今一歩決め手に欠けます。

HT-02AはFelicaワンセグなどガラパゴス携帯の機能さえあきらめれば他の機能はカバーできるのですが、パケホーダイダブルでは自身の通信がPC通信扱いで上限13000円となる点がネックになります(追記:Bizホーダイダブルを使えば本体の通信の上限は5,985円+プロバイダ代になりますが、この場合はPC通信費が青天井になりそうなので、PC通信も想定している場合は選びにくいですね)。

HT-02Aと同型機のイーモバイル版、Touch DiamondはPC通信とモバイル端末に特化ですが、この分野に限ればコストと通信速度の点でかなり有望です。ただし四国に住んでる関係上、サービスエリアに不安があります。これにするのであれば、今の2台体制のアドエスをリプレースすることになりそうです。

最後にiPhoneですが、これはほとんどモバイル端末としてしか機能しませんが、それだけで欲しくなる困った機体です。次期OSで搭載されるといわれている、本体を無線LANルーター化するテザリング機能が提供されれば一躍トップに躍り出るダークホースですが、今のiPhoneの通信だけでも通信インフラの限界が来ないか戦々恐々としてるソフトバンクがそれを許すとは思えません。

というわけで、どれも決め手に欠ける状況で月額2000円という超低コスト環境が手に入ってしまった現在、もうしばらく様子を見ることになりそうです。次のマイルストーンは次世代iPhoneが発売されるといわれている6月、そこを過ぎると今年後半といわれている次世代PHSが出てきたときくらいでしょうか。