大辞林アプリ購入

相変わらず、iPhoneの有料アプリの購入が止まりません。こんどは、グッドデザイン賞受賞記念ということで2500円から1500円になっていた大辞林を購入しました。

 物書堂 | 大辞林

割引されているとはいえ、1500円はiMandalArtと並んで購入したiPhoneアプリの中でも最高値ですが、映画を1本観たと思えばいいか、と自分を納得させました(そう考えると、やっぱりiPhoneアプリは安いですね)。

UIはレビューやブログで絶賛されているだけあって快適です。反応速度もサクサクですね(他のアプリの感覚と比べると、少なくともiPhone 3GSでは少しウェイトを入れたほうが落ち着くのじゃないかと思うほどです)。

検索方法は、大きく分けると2種類。オーソドックスに文字を入力して検索する方法と、あらかじめ提供されているインデックスを使用する方法があります。

文字入力の場合は、文字比較の方法を前方一致・後方一致。完全一致の3つから選択することができます。

インデックスのほうは、人名、地名、作品名、季語などがあって、各々を選ぶと更にその下のサブカテゴリが出てきます。人名の下には神話・伝説なんてカテゴリがあって面白そうです。

あと、このアプリの代表的な機能になっている、検索結果の本文内をなぞって更に検索、というのもあります。こちらは、思うところを選択するには少し慣れが必要です。また、長くタップしすぎると、バージョンアップで追加されたというコピー機能のほうが動いてしまい、操作に少し注意を要します。

内容のほうは、TOC(制約理論)とかトラックバック(ブログの)なども収録されていて、思いの外広範囲かつ最近の語句までカバーされているようです。更にアップデートでの更新もあるようですので、そのあたりは頼もしいですね。

あと、これは非常にわかりにくいですが、インデックスの中の「大辞林について」というカテゴリの下に設定メニューがあり、そこで背景の色や文字のサイズなどを変更できます。自分は紙の辞書のイメージからして背景はデフォルトの黒より白の方がしっくりくるので、そこだけ変更しました。

自分は元々シャープのPW-S7100という小型の電子辞書を仕事用のカバンに入れて持ち歩いていまして、疑問に思った言葉遣いなどがあると結構調べたりする方ですが、常に携帯するiPhone大辞林が加わったことによって、さらに公私にわたって気軽にそういう作業が行えそうです。

ふと思ったんですが、こういうツールを小学生くらいのうちから与えておけば、少しは国語嫌いの子供が減るんじゃないでしょうか。