Windows Live Syncフォルダ内のファイルの復旧 - 移り気プログラマーの航海日誌

先日、PCのバックアップをDropBoxからWindows Live Syncに移行したという話を書きましたが、今日Windows Live Syncフォルダ内に格納していたThunderBirdとPOPFile関連のファイルの同期でエラーが発生し、両ツールが正常に動かなくなってしまいました。

ThunderBirdの方は起動はするものの、特定フォルダの中のメールが他のフォルダと混ざるなど異常な状態となっています。POPFileの方はソフト自体が起動しません。

これではメール関連が全く触れませんので、復旧を試みました。手段としてはWindows Live Syncで同期している片方のデスクトップPCに念のために設定しておいたシャドウコピーを使ってみます。

ただ、シャドウコピーで以前のフォルダ状態に巻き戻すことはできるものの、おそらくWindows Live Syncはファイルのタイムスタンプを見て同期を行っているので、そのままではまた新しい異常な状態のファイルに同期されてしまう可能性が高いです。

そこで現在の異常なフォルダの内容を他に移動し、フォルダを完全に空の状態で一旦同期した後、シャドウコピーで片側のPCに少し前の状態を復旧して再び同期を行う、という手順をとりました。

復旧後の同期に若干時間がかかりましたが、これで無事ThunderBird、POPFileとも動作するようになりました。

手違いでファイルを消した場合のことを想定して設定していたシャドウコピーですが、これほど早く使うことになるとは思いませんでした。