1年経過後のEvernote ノートブック・タグの使い方
Evernoteのユーザー登録をしたのが去年の暮で、本格的に使い始めたのが年明けからですので、ちょうどEvernote使用一周年を迎えようとしています。
この1年、思うままに記事を貯めてタグも付けてきましたので、タグの数が結構すごいことになっています。今数えてみたら、270個ほどありました。ノート数は約3000です。
さすがにこれだけあると、ほとんど使っていないタグもありそうなので、きりが良くて時間もある正月には少し整理をしたいところです。
ちなみに、1年たってたどり着いたEvernoteの使い方について、少し書いてみます(使用開始直後に書いた使い方はこちら)。
まずノートブックですが、現状以下のものがあります。
- blog:ブログネタ
- Exercise:試してみたいライフハックネタやWebの記事など
- Favorite:繰り返し読みたい情報や、心が暖かくなる「いい記事」など。
- idea:思いついた発明・プログラムネタや業務改善アイデアなど
- InBox:外部から送付されるデータやキャプチャしたデータ、処理中のノートの受け皿
- later:あとで読む記事を貯める場所
- problem:仕事や生活上の解決したい課題
- sometime:いつかやりたいこと
- Stock:データ置き場(処理が終わった情報は最終的にここに移す)
- wants:欲しいものの情報
これらは当然タグでも管理できますが、ノートブック間の方が移動がしやすいので、この形に落ち着いています。また、独立したノートブックとして置いておくことで、常に自分に該当する情報を収集するよう意識付けするという意図もあります。
ノートブックの名前がすべて英単語になっているのは、一時iPhoneのIMAPメールクライアントにEvernoteの記事を取り込んで読もうとしたときに、英字名でないとうまく動かなかった名残です(現状IMAPは全く使っていませんが)。
タグの方は上で書きましたように合計270個ほどありまして、トップレベルのタグは以下の4つ。その下にさらに中分類・小分類のだいたい3階層くらいで管理しています。
- Common:よく使う共通タグ
- コンピューター:公私にわたって一番扱う情報が多いので独立
- 仕事:仕事関連
- 生活:個人関連
プロジェクト毎など、特定のルールに従ってタグをつける方もいるようですが、自分の場合はあくまでもノートの中の情報を特徴付けるとしたらどんなタグが必要かというのを都度考えて、逐次タグを増やしながら1ノートに1〜3タグくらい付けています。
例えば、ネット上にはGoogleに関する記事が溢れてますが、それらの中には純粋にコンピューター技術的なものもあれば、経営的な観点のものもあります。前者には例えば「Google,クラウトコンピューティング」、後者には「Google,経営」というような組み合わせでタグを付けます。
270個もタグがあると収拾がつかないのでは、と思われるかもしれませんが、ある程度階層付しておくとだいたいどのあたりに何があるかは頭に残りますので、それほど不自由はしていません。ただ、さすがに手打ちでのタグ付けはつらいので、タグ付けは基本的にドラッグ&ドロップで行います。
これでWindows版クライアントの3.5版が正式リリースされれば、クライアント側での日本語検索も実用の域に達しそうなので、いよいよ蓄積した情報を活用する地盤が固まります。来年は楽しみな年になりそうです。