Sleipnir導入

tx2505ですが、最近IE7の挙動が少しおかしくなってきました。

タブが1,2枚のうちは普通に動いているのですが、タブの数が増えてくると、新しくページを開く場合にタブに「接続中」と表示されたまま、なかなかページが開かないという現象が頻発します(何十秒か待っていると、やっと開く)。

検索してみると、GoogleツールバーIE7は相性が悪いという話もあったので、一旦Googleツールバーをアンインストールしてみましたが、解決しませんでした(少し現象が軽くなったような気もしますが)。

FireFoxは問題なく動いていますので、いっそそちらに乗り換えたいところですが、気に入っているtx2505の指紋認証による自動ログイン機能がFireFoxでは動きません。

そこで、エンジンにIEと同じものを使うブラウザであれば自動ログイン機能が使えるのかも、ということで、Sleipnirをインストールしてみました。

SleipnirレンダリングエンジンとしてIE系のTridentとFirefox系のGeckoを切り替えて使うことができますが、デフォルトはTridentなのでそのまま使用しました。

結果としては、多数のタブを開いても遅くなることもなく、指紋認証による自動ログインも使えました。

ただ、なぜが自動ログインが使えるページで表示される指紋認証のアイコンが2つ表示されます。動作的にも、一回指紋認証の操作をすると2重に動作しているようで、自動ログインが動くと同時に、認証情報を変更するダイアログなどが開く場合があります。

この点がやや問題ですが、IE7の問題が実用に耐えないレベルになってきていましたので、問題の解決策が見つかるまではこの環境でいってみようと思います。