EvernoteのIMAP対応を試してみる

こちらでEvernoteがIMAPインターフェースに対応しているのを知って、iPod touchで少し試して見ました。

設定は、iPod touchの設定ツールの｢メール/連絡先/カレンダー｣から｢アカウントを追加｣を選び、公式ページの説明通りにメールアドレス(Evernote登録用の)、サーバー名、アカウント(Evernoteの)などを設定していけばすぐ終わります。なお無料ユーザーでも、ポートをSSL用に設定しておけばSSLオンでも動作するようです。

また｢アカウントを追加｣と同じ画面のメールの｢表示｣で取り込むメッセージ数を設定することができます(最大200件)。あとはメールクライアントを起動すれば、自動的にEvernoteのノートをメッセージとして取り込み始めます。取り込むメッセージ数を多くしておくと、初回は少し時間がかかります。

メッセージの取り込みが終わた後、各メッセージを開くと、ノートの内容がちゃんと参照できました。ただし、文字コード関連の問題かと思いますが、一部Webページを取り込んだノートで文字化けするものがありました。これの対処法はいまのところわかりません。

メールクライアントを使っていますので、専用アプリのようなきめ細かい機能は当然ありませんが、この機能の最大の利点は、取り込んだ分についてはオフラインでも参照できることです(ただし画像は表示されないようですが)。

iPod touchで朝メッセージを取り込んでおき、出先のネットがつながらない場所で最近の記事を参照するというような使い方には便利だと思います。