ディスクアクセス監視プログラム DiskState

会社のPCは本体を机の下に置いているため、ディスクのアクセスランプが見えません。これを補うため、いままでDisk LEDというソフトを使わせてもらっていました。

Disk LEDは表示も綺麗で機能的には十分だったのですが、ただ一点、システム起動時に情報が表示可能になるまで時間がかかるという問題がありました。

これに対して、同系列のDiskStateというソフトを使って見たところ、起動も速く、情報もDisk以外にCPUやメモリ、ネットアクセスなども表示で便利そうなので、こちらに切り替えました。

DiskStateはシンプルな作りで、配布されている圧縮ファイルを展開するとexeファイルとReadMeファイルがあるだけで、すぐ実行できます。

実行すると、すぐにタスクトレイ領域にディスクのアクセス状態がアイコンで表示されます(リードは緑、ライトは赤で表示)。ディスクアクセスの表示だけであれば、これで十分です。

他の情報を表示するには、監視設定を追加する必要があります。アイコンのポップアップメニューから「設定」→「監視設定」を選ぶと、以下のような監視設定のダイアログが表示されますが、ここのインターフェースは少し癖があります。

流れ的には、

  • 「アイコン数」を増やして表示する場所を増やす(右側の列が追加される)
  • 「監視項目」の「追加」で監視したい項目を追加する(末尾に行が追加される)
  • 「タスクトレイ LED」の列で表示する項目をONにする

の3ステップを踏めばOKです。上のダイアログでは、デフォルトのディスクアクセス以外に、CPU使用率、ネット使用率、メモリ使用率の3つを追加しています。

これの状態では、タスクトレイに以下のように4つのアイコンで、各々の情報が表示されるようになります(左側の4つ)。


また、監視設定を追加することで、タスクトレイ以外にアプリバーという独自のフローティングウィンドウに情報を表示することもできます。

なお、「基本設定」でログオン時に自動的に起動するように指定できますが、その場合マシン起動が遅いと、監視でタイムアウトして情報が取れないアイコンが出てくる場合があります(上のタスクトレイ画像の左端の黄色いアイコンの例)。これを避けるためには、「基本設定」で、「ローカルアイテムのエラー時、自動再監視を行う」のチェックボックスをONにしておくことをお勧めします。

最初の設定でやや戸惑いますが、使いこなせばかなり自分好みの情報設定ができるようになります。設定について詳細なドキュメントも付いていますので、第一印象に惑わされず、使い込みたいツールです。